未経験からでも目指せる!CADオペレーターの仕事内容と働き方

公開日:2025/10/15  

未経験
設計図面の作成や修正を担当する「CADオペレーター」は、建築・土木・製造業など幅広い業界で活躍できる専門職です。パソコン操作が得意な人やモノづくりに興味がある人に人気の職種で、未経験からでもスキルを身につけて目指すことができます。本記事では、CADオペレーターの主な仕事内容や働き方、必要なスキルについて紹介します。

CADオペレーターってどんな仕事?

CADオペレーターとは、CAD(キャド)というパソコン用のソフトを使って、建物や機械などの図面を作成する仕事です。設計士やエンジニアが考えたアイデアや設計を、図面として形にしていくのが主な役割です。

図面は2次元(平面)だけでなく、3次元(立体)で作成することもあります。働く分野はとても広く、建築や土木、製造業、インテリアデザインなどさまざまな場所で活躍できます。

モノづくりの現場では、正確な図面が欠かせないため、CADオペレーターの仕事はとても重要です。

CADオペレーターの働き方は?派遣と正社員それぞれの特徴

CADオペレーターの働き方には、派遣社員や正社員などさまざまな形があります。以下では、CADオペレーターとして働く際の雇用形態について紹介します。

派遣でも働ける!CADオペレーターの働き方

建設業界では、多くの作業において派遣労働が禁止されています。しかし、CADオペレーターは現場での作業ではなく、図面作成などのデスクワークが中心のため、派遣として働くことが可能です。

派遣社員として働くメリットは、勤務地や勤務時間を自分の希望に合わせて選べることです。さまざまな企業で経験を積むことができ、スキルアップにもつながります。

また、未経験者OKの派遣求人も多く、CADの基本を学びながら働ける点も魅力です。ただし、契約が終了すると次の仕事を探す必要があるため、安定を求める人には少し不安に感じるかもしれません。

柔軟に働きたい場合や、まずは経験を積みたい人におすすめの働き方です。

正社員として働くとどうなる?安定性と責任のバランス

CADオペレーターとして正社員で働くと、安定した収入や福利厚生を得られます。長く同じ会社で働けるため、社内の仕事の流れをしっかり覚え、設計チームの一員として信頼される存在になれます。

スキルアップの研修やキャリアアップのチャンスも多く、自分の成長を感じながら働けるでしょう。ただし、派遣と比べて勤務時間が固定されていたり、仕事の量や責任が大きくなったりする場合もあります。

繁忙期には残業が多くなることもあるため、ワークライフバランスを重視する場合は職場選びが大切です。安定を求める人や、専門職としてキャリアを築いていきたい人に向いている働き方です。

CADオペレーターの年収はどれくらい?

CADオペレーターの年収は、経験年数や持っているスキル、働いている会社の大きさや業界によっても変わります。一般的には、年収400〜600万円ほどが目安です。

しかし中には、スキルが高く評価されて年収800万円以上を得ている人もいます。たとえば、3D CADを使いこなせたり、建築や製造などの専門知識があったりすると、仕事の幅が広がって高収入につながりやすくなるでしょう。

コツコツとスキルを磨き、仕事に前向きに取り組む姿勢が大切です。

CADオペレーターに向いているのはどんな人?3つの特徴

CADオペレーターは、パソコンを使って図面を作成する専門的な仕事です。ここでは、CADオペレーターに向いている人の特徴を3つ紹介します。

長時間のパソコン作業が平気な人

CADオペレーターの仕事は、1日中パソコンの前に座って作業をすることがほとんどです。図面をじっくり作成したり、細かい修正を繰り返したりするため、長時間のデスクワークが苦手な人には少しつらく感じるかもしれません。

逆に、黙々と作業するのが好きな人やパソコン作業に抵抗がない人にとっては、集中しやすくやりがいを感じやすい仕事です。

細かいところまで気を配れる集中力がある人

CADオペレーターは、ほんのわずかなズレや間違いが大きなミスにつながる仕事です。そのため、細かい部分にまでしっかり目を向けて、ていねいに作業ができる集中力がとても大切になります。

長時間集中しながらも、図面を何度もチェックしたり、細部まで確認したりする力が求められます。「几帳面だね」と言われることが多い人や、ひとつの作業にじっくり取り組むのが好きな人は、CADオペレーターに向いているといえるでしょう。

周りと協力して仕事ができる人

CADオペレーターの仕事は一人で完結するように見えるかもしれませんが、実はチームで協力しながら進めることが多いです。設計者やエンジニアと相談しながら図面を作成したり、変更点を確認したりする場面もあります。

そのため、人とのやりとりが苦にならない人や、相手の話をきちんと聞いて理解できる人は、この仕事で力を発揮しやすいでしょう。ていねいにコミュニケーションを取りながら仕事を進めることで、より正確で質の高い図面づくりができます。

まとめ

CADオペレーターは、図面作成を通してモノづくりを支える大切な仕事です。働き方には派遣や正社員といった選択肢があり、自分のライフスタイルに合わせた働き方ができます。また、年収は経験やスキルによって変わるため、努力次第でしっかり収入アップも目指せます。集中力やていねいさ、チームとのコミュニケーションが得意な人にはとくに向いている職種です。ものづくりに興味がある人は、ぜひCADオペレーターを目指してみてはいかがでしょうか。

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