設計の人材派遣とは?どんな仕事をするの?

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/07

「設計の仕事に興味があるけど、具体的にはどんなことをするの?」とお困りではないでしょうか。一口に「設計」といっても、その仕事内容は多岐にわたり、それぞれの職種によって必要とされる技能やスキルも異なっていきます。ここでは、建築設計の主な仕事内容や仕事で求められるスキル、設計士の労働環境についてまとめてご紹介していきます。

設計の仕事内容

建築における設計の仕事は大きく分けて、「意匠設計」「構造設計」「設備設計」3種類があり、職種によって担当する業務が異なりますが、共通している点は設計・製図を行うことです。ここでは、3種類の建築設計の特徴や仕事内容についてご紹介していきます。

意匠設計とは

意匠設計とは、主に建物の外観や内部といった多くの人が目にする部分のデザインを設計する仕事です。施主やクライアントと打ち合わせを行い、外観・内観、間取り、造作やデザインといった建物全体の設計・デザインを担当します。

また、構造設計や設備設計など他の設計とのセクションの取り決め、取りまとめや工事管理を統括するプロデューサー的な役割を担うことも多いです。そのため、デザインセンスや設計のスキルに加え、コミュニケーション能力が求められる仕事となります。

構造設計とは

構造設計とは、その名の通り建物の土台や梁などの建築物を内部から支える構造部分の設計をする仕事です。立地場所や建物の大きさなどによって地質や地盤、間取りを考慮するだけでなく、耐風や地震などの自然災害が発生した際にも建物が倒壊しないよう、安全性能にも考慮して計算・設計することが求められます。

また、安全な構造であることに加え、デザイン性を損なわない建物を設計する必要があるため、設計のスキルだけでなく、正確性・緻密性が必須となる仕事です。

設備設計とは

設備設計は、建物の設備・建築の内部のインフラを設計する仕事です。具体的には、水道やガスといった配管や、空調、照明、インターネット、コンセントなどの電気設備の設計を担当します。

これらの設備を問題なく使用できるように設計するのはもちろん、快適な室内環境を保てる状態であるか、コストがかかりすぎていないかなどにも配慮し、調整を行っていくこともあります。

設計の仕事で求められるスキルとは

ここでは、建築設計の仕事で求められるスキルについてご紹介していきます。

設計のイメージを共有するスキル

建築設計を行う際には、施主やクライアントとの打ち合わせを行い、相手の空間に対する要望をヒアリングしながら、イメージを一緒に積み上げていくことが重要です。公共施設等の建物についても同様に、利用者が施設に求めている役割や機能を汲み取りながら、イメージを共有していく作業が必要となります。

この時にヒアリングした内容や情報を基に、適切な事例や具体例を挙げることでスムーズに相手とイメージを共有できるため、日常から1つでも多く設計の具体例をストックしておき、必要な時にイメージをすぐに共有できるようにすることが大切です。

3Dソフトを扱うスキル

建築設計の仕事では、施主やクライアントからの要望をヒアリングした後に、イメージが固まった段階で実際にPCに移行して図面・設計図を描き進めていく必要があります。近年では3Dソフトを用いて図面・設計図を作成することも多いため、通常の作図ソフトを使用するスキルに加え、RhinocerosやSketchUpなどの3Dソフトを扱えるようにしておくとよいでしょう。

建築資格の取得

建築設計の仕事を行うにあたり、必ずしも資格が必要というわけではありません。しかし、建築設計に関する資格は幅広い場面で活かすことが可能であり、資格を保有していることによって行うことができる仕事もあります。建築設計に関する資格については、以下のものを取得することをおすすめします。

・一級建築士

・二級建築士

・木造建築士

・構造設計一級建築士

・設備設計一級建築士

設計は忙しい?気になる労働環境

建設業界は多忙なことが多いといわれていますが、建築設計の労働環境についてはどのような状況なのでしょうか。

建築業界の中では比較的に忙しくない

設計職は、施工管理職や現場監督と比較するとそれほど激務ではない傾向にあります。また、設備設計については、意匠設計と構造設計と比べると残業時間が短いケースが多いようです。その理由としては、設備設計は業務内容こそ豊富なものの、1つ1つの作業にそれほど時間がかからないことが多いからです。また、工夫や経験値によって作業時間を短縮できるというのも建築設計の大きなメリットといえます。

建築設計の仕事の流れ

企業や担当する物件によって異なりますが、建築設計の大まかな仕事の流れについては以下の通りです。

・施主・クライアントとの打ち合わせ、土地の調査

・コンセプト・ラフの作成・提案

・図面作成・実施設計

・施工確認

勤務時間は9~18時が一般的であり、施主・クライアントと打ち合わせが行いやすい時間帯に勤務する必要があります。しかし、施主・クライアントが優先の仕事となるため、希望や要望に合わせて時間を調整する必要があることを覚えておきましょう。

 

建築設計の仕事は、意匠設計・構造設計・設備設計によって業務内容が大きく異なるため、自分の適性に合った仕事を選ぶことが大切です。建築設計の人材派遣に興味を持ったという方は、ぜひもう一度記事を読み返してみてください!

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